Q1.認定品ですか?
 
耐震性防火水槽・貯水槽のすべてが鋼製の2次製品で、40t級、60t級、80t級、100t級について、財団法人日本消防設備安全センターより認定を受けています。
40t・60t・100t  円型  (潜函工法)
40t・60t       小判型 (潜函工法)
40t・60t・80t・100t横置角型(オープン掘削工法)2タイプ
多種多様な品揃えで、場所に応じて選択、設置することが可能

Q2.使用部材の材質は?
 
防火水槽は、すべて一般構造用圧延鋼材(SS400)以上の規格材(高炉材)を使用しています。
側版・底版・頂版。すべて単一素材

Q3.耐震性は?
 
耐震性防火水槽・貯水槽の認定基準は「震度6」としていますが、「震度7」にも耐えられる強度を保持しています。
(例えば、円型では585ガル(震度7)の許容加速度に耐えうる強度が有ります。)

Q4.激震時のクラックひび割れについては?
 
底版・頂版まで全てが、鋼製の一体構造になっていますので、どの部位も鉄の最大の特性である弾性と柔軟性があり、震度7の激震の場合においてもパネル(平板)が変形したとしても破断点・座屈点には至りませんので、クラックやひび割れは生じません。
激震でたとえ曲がったとしても水漏れは起こりません

Q5.販売所掌形態はどのようになりますか?
 
官公庁より御発注の防火水槽設置工事について、落札された地元土木業者に対し防火水槽の本体及び現地の付随する工事(溶接+塗装)についてメーカーが責任施工いたします。

Q6.水槽を設置する場合の作業用重機は?
 
40t(T型)での最大重量部材でも、円形で915kg、小判型で1,056kgとブロックが軽量小型のため、狭い場所の設置には2t車小口運搬により設置可能。
また、5tレッカーで組立が可能です。

Q7.円形と小判型の側版セグメントの組立方法は?
 
出荷前に工場内で一度仮組立をした後、現場搬入を行ないますので、現場では接合部のフランジ面を突き合わせ、組立用ボルトで簡単に仮組立が出来ます。その後、接合面の溶接作業を行なっていきます。
工程は搬入・組立で1日。溶接で1日〜2日

Q8.錆や腐食に対する対策は大丈夫ですか?
 
防火水槽本体に使用する鋼材は全て高炉メーカーで製造し入荷した後、ショットブラストで黒皮を表面処理加工除去した後、塗料を塗り一時防錆処理を行ないます。
? 切断・溶接・組立の加工が終わると、現地での溶接接合箇所を除き防火水槽内外とも200ミクロン以上の膜圧にて塗装を行ないます。
水槽内面:圧膜形変性タールエポキシ樹脂塗料ビスコンHB−NT
水槽外面:圧膜形タールエポキシ樹脂塗料 ビスコンHB

Q9.地中の迷走電流による電気防食対策は大丈夫ですか?
 
鉄表面には、局部的に無数の陽極と陰極が入り組んでいて腐食電池を構成しています。この陽極と陰極の電位差が腐食の原因です。
設置した土中では、電位の低い陽極から電位の高い陰極へ電流が流れ陽極部が腐食するので、鉄より電位がマイナスである陽極のマグネシウム棒を防火水槽の外面に溶接取付けることで、電位差をなくし防食を防ぎます。
なお、特に迷走電流が多いと予想される電車軌道近くや、レーダーサイトの付近等へ設置をする場合には、電位測定を行ない陽極マグネシウム棒を増やし最適な数量を取付け電位差をなくします。
耐用年数を50年以上で計算

Q10.地下水位が高く、また軟弱地盤への場所への設置はどうしますか?
 
円形・小判型の潜函工法の場合、側版が土留めの代りをしますので矢板等を必要としません。
また、補助セグメントを側版(下部セグメント)に取付けることによって、特に湧水が多い場所やシルト・粘土層でのヒービング対策を要する軟弱地盤での設置が容易となります。

Q11.不同沈下対策や設置深度は基準どおりとなりますか?
 
鋼製1体構造のため、40t防火水槽の本体総重量は約8t余りしか、ありませんので設置する場所の沈下量が少なく、安全に設置することが可能です。


Q12.現場溶接の箇所の品質管理は?
 
有資格者による現場溶接を行ないますので、確実で精度の高い製品となります。また、溶接部の塗装は、スパッターの除去等十分なケレン作業を施し塗装を行ない保護を図ります

Q13.底版の施工方法は?(円形・小判型)
 
側版を所定の位置まで沈下させた後、栗石・捨コンを規定数量打設した後、鋼製の底版を側版フランジの面と溶接します。その上に浮力防止用の生コンを打設します。
底版も2次製品のため、工期短縮・品質管理が容易

Q14.どうして防火水槽内の底版部と頂版部に生コンを打設するのですか?
 
水中では、その物体が押しのけた体積に等しい浮力を受けるので、物体が浮き上がろうとします。(すなわち40tの水槽では、ほぼ40tの浮力を生じます)
この原理で涌水の多い場所では防火水槽内の水が少なくなった場合に、水槽本体の浮き上がりを防止して安定を図るために、コンクリートを打設しますが強度的な考慮はしていません。
浮力防止のコンクリートのため養生、強度管理は必要としません

Q15.現場設置日数はどのくらいですか?
 
角型:基礎が出来て墨だしをした状態より、1体型では1日。
2分割・4分割では2日で本体工事が終わります。その後埋め戻し作業や付帯工事となります。
円形・小判:設置場所の掘削より施工完了まで20日間で設置が可能です。
ただし、採水・給水管等の付帯工事がある場合は若干延長となります。

Q16.防火水槽への付属品の取り付けは?
 
鋼製防火水槽のため直接付属品の取付や接続金具を用いて容易に溶接接合が可能で有り、かつ所定の強度が得られ、鋳鉄やコンクリート製品にない施工性・耐久性・高品質が得られます。

Q17.吸管投入孔(マンホール)の数は?
 
消防センターの認定基準により2ヵ所まで増やすことが可能です。

Q18.マンホール上蓋は指定できますか?
 
日本国内の全ての防火水槽用マンホールに対応しています。

Q19.耐震性防火水槽・耐震性貯水槽の上載過重はどのくらいですか?
 
T型=公園や車の進入の可能性はない場所。空地用。
U型=車の進路の設置。道路用。(T=20)
V型=建設省の橋梁の設計基準。(T=25)



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